昨夏に自宅を解体、いま近くの借家に住んでいる。敷地の半分にアパートを建てるから、新居の床面積はかなり縮小されて和室も仏間もなくなる。そこで半年前から仏壇を探しているのだが、いかにも仏壇でございますというものでは置き場所が限定されてしまうので、最近ふえてきた家具調の仏壇に的を絞ることにした。
第1候補は仙台の箪笥屋さんが製造販売してるもの。画像のタイプは金具の銀色が目立つがそれを黒金具にすれば和洋どんな部屋にも合いそうな気がする(・∀・)
建替えにあたって腐心したのは神棚と仏壇のこと。旧宅は大工さん作り付けの神棚、仏壇、床の間がそろった三世代同居も可能な昔ながらの日本家屋でした。それが、核家族化に合わせて建てる小さな家には和室がなく、ふさわしい場所が思いつかない、という…
けっきょく、一番広い事務室の、一番目立つ東向きの壁面に据えることに決めました。堂々とお祀りする、しかし、意匠をシンプルにすることで内装との調和を図る、というふうに考えたんです。神棚は宮司さん、仏壇はご住職さん、それぞれお伺いを立てて、伝統的に踏襲すべき事柄と、信心さえあれば許される範囲(意匠的な自由度)を探りました。
あとはじっくり考えます。なにしろ工事が遅れ気味で時間だけはたっぷりあるので。。
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