アパートの外壁はモルタル仕上げです。
通気用の胴縁(どうぶち)をかませ、そこへ薄いコンパネを張り、その上に黒いフェルト紙を貼りつつタッカーでラス網をかぶせて止めた状態が上の写真です。
こんな感じで波打ってます。
モルタル塗りの職人さんが7人でいっきに仕上げていきます。
ラス網とはべつに、もう1枚やわらかいネットをモルタルに塗り込んでいきます。こうすると壁面がひび割れしにくくなります。しかし木造家屋は構造上どうしても歪みが生じるため「壁がひび割れるのは宿命」くらいに考えておいた方がストレスを感じずに済むかもw
角はコーナーと呼ばれる建材を使って仕上げます。
この木造家屋は通気工法(壁に空気が通る隙間を作り湿気を逃がす工法)なので、モルタルを厚さ15mmに塗っています。通気工法ではない場合は厚さ20~25mmで塗るそうな。めちゃめちゃ壁が重くなりそう。
このセメント袋の数! 1袋の重さは25kgになる。
厚さ15mmに仕上げるためにこれだけのモルタルを使うんだなぁ。
左官は、力も技術も必要でほんとに難しいと思います。
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