2年ぶりで杉並区のとある小さなゴルフ練習場へ。
どうしても力んでしまう! 50球打つのが精いっぱい。ドライバーはまともに飛ばない。
友人の猫手から初心者用クラブセットをもらってゴルフを始めて、うーん、かれこれ6年は経つかしら?
我流だし練習しないから、ちっとも上達しません(*´Д`)あ~
麻雀もそうだがゴルフも仲間がいないと出来ないゲームだ。良き師匠も。
猫手の元同僚のホッサン(仮名)がめちゃめちゃゴルフがうまくて、3人で年に何度かコースに行ってた。合宿と称して泊まりで行くことも。ホッサンは教え上手で、なによりも人が良くて、コースでぶっつけ本番もらうアドバイスが貴重だったし、うれしかった。
「いまはドライバーは適当に打っててかまいません。重要なのはアプローチです」
なんて、ホッサンよく言ってたなぁ。
もうすぐ2年になるが、ホッサンは別グループと軽井沢のコースに出かけホールアウト後に心不全で急死した。わたしの5つ下、ぎりぎり40代だったのではなかろうか。彼が亡くなり、それからは猫手と2人、ごくたまにショートコースに行くのが関の山で、本コースには1度も行っていない。
わたしはホッサンとは短い付き合いだったが、いまだにショックを引きずってるところがあるんだよな。考えてみると、ホッサンは母親と2人暮らしで、バツ2で、置かれた状況がわたしに似ていたんだ。働きながら母親の介護をしていたことも、当時のわたしは我が身に降りかかるとは想像しなかったが、いまとなっては。
ホッサンは母親が亡くなると、仕事帰りに時々うちで飲むようになって「通勤に不便な家を売って、カンクローさんちの近くに中古マンションでも買おうかな」などと言って笑った。いつだか行きつけの近所のスナックへ連れてったら、2週間ほど経ってママが「こないだホッサン1人で来たよ」なんて言うからわたしは大笑いしたっけ。
「今年はコースに出よう」
猫手がその気になったので、こっそりゴルフ練習場に来てみたが、アイアンはまあまあとしてもドライバーがひどすぎる。打てば打つほど球が散る。泣きたくなってきた(涙)
もうホッサンに頼るわけにはいかないので、このドライバーの壁をどう乗り越えるか思案のしどころである。
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